家づくり 失敗談

私の友人の奥様が、生粋のA型気質の性格で全てにおいて、キッチリとやられているご家庭の話しなんですが、毎月キッチリと家計簿をスマホのアプリでやられているそうです。
そして、月々の固定費である食費や光熱費などを考慮した上で「今月は○○円でやり繰りしてね」といってお小遣いをもらうそうです。

私たちは普段の生活では、もっているお金の中で買えるものを買う、という事が多いと思いますが、
車とか子供の進学とか、もちろん我々があつかっている住宅も含めて、高額の買い物の場合ローンを
組むのが一般的です。
 
今のご時世、現金一括払いというご家庭はなかなか居ないですよね、
 
とは言っても借りられるだけ借りておこうというものではありません。

月収30万円のご家庭が月々20万円の住宅ローンを組んだとしたら・・・生活していけませんよね!
もちろん金融機関だって、そんな住宅ローンを貸してはくれません。
回収出来ないリスクが非常に高いですからね!

じゃあ、いくら位の金額貸してくれるの?

私にもわかりません・・・(汗)

なぜなら未公表だからです。当社でやってる住宅ローンの勉強会でご参加されたご家族様によく聞くのですが、皆さんは「返済負担率」という言葉を聞いたことありますか?

「返済負担率」とは・・・住宅ローンの返済額が年収の何%になるか、という事でこの年収とは、
手取り年収で考えて私の場合25%程度を上限の目安と考え、初めてお話しする場合には、
"ザックリ年収×8割程度=ザックリ手取り年収"と計算します。

例えば年収500万円のご家庭の場合

500万円×80%=400万円がザックリ年収
これに年間返済率を25%として掛けると400万円×25%=100万円が年間返済額
1カ月あたりに直すと100万円÷12か月=約83,000円が月々の返済額

ここから計算して
35年ローンの場合 年間返済率100万円×35年=3500万円
25年ローンの場合 年間返済額100万円×25年=2500万円
この辺りの金額をローンを組む際の目安として話します。

ただ金融機関や他の住宅会社さんによっては30%、35%、
とある銀行さんだと40%までで計算してくる場合もあります。

返済負担額35%で計算すると

年収400万円の場合で
400万円×35%×35年=4900万円が借入金額、月々約12万円の支払い

年収600万円の場合で
600万円×35%×35年=7350万円が借入金額、月々約18万円の支払い

実際ローン審査があるのでこれだけ借入できるかはわかりませんが、家は「建てること」が最終目標
ではありません。「建てた家でどのように暮らしていくか」が最も大事だと私たちは考えています。

家を建てた後、諸々税金もかかってきますし、教育費、老後費用、ご家族での旅行、お食事など
行くこともあるでしょう。

月々の支払いでカツカツの生活でお子様の習い事が出来ない、お出かけ出来ない、何も買えない、
では"幸せな暮らし"とは言えなせんよね。
だからこそ私たちはその後のご家族の暮らしを一緒に考え、どんな家にするといいのかという話を
しっかりと時間を割いてお話させていただいてます。

家づくりのスタートはお金の話です。

どこの会社に頼むのか?、構造は?断熱性能は?
そんなのもっと"あとの話し"

"一番大事なのは資金計画"です。

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