便利な世の中

 皆様、こんにちは!

毎度のことですが、マメな更新が出来ない事で
お馴染みの小寺です。

桜も散り、日中は暑く感じる陽気な今日この頃、
皆様いかがお過ごしでしょうか?

コロナの終息も見えない状況ですが、
そんな世の中でも何か楽しみを見つけて、
この困難を共に乗り越えましょう!


今回はそんなコロナ禍でおうち時間が増え、
今まで以上にインターネットの活用時間が増えていると思うので、
”インターネットと家”について少し話したいと思います。


【スマート○○の違い】


「スマートハウス」、「スマートホーム」って聞いたことあります?


最近耳にするようになってきた
「スマートハウス」、「スマートホーム」という言葉、

ハウスもホームも意味は一緒だから、
同じような家だと思っている方が多いです。


また、違うとは分かっていても、どこの何が違うか知っていますか?

今回はこの二つの違いに関してお話いたします。


まずは、「スマートホーム」です。

「スマートホーム」とはインターネットの活用にあります。

インターネットに接続できる家電を集めて、
それらをスマホやスマートスピーカーで
操作ができるようにします。


例を出すと「アレ○サ、電気をつけて」の世界です。


帰宅したら音楽が流れる。
エアコンが自動で快適な温度に設定される。
なども同様です。


その為、スマートホームとは
生活を便利にする仕組みなのです。


まだまだ発展途中であり、インターネットに接続できる
家電の種類が多くないため、現状は誰もが便利と思える状態では
ないですが、 今後は帰宅するタイミングでお風呂を自動で
沸かしてくれたり、 冷蔵庫内の食材を確認して、
メニューを決めてくれる等も出来るようになるかもしれません。


次に、「スマートハウス」です。

「スマートハウス」の特徴は、エネルギーの有効活用です。

創エネ・蓄エネ・省エネの観点から、
家庭内のエネルギー消費を最適にコントロールする住宅のことです。


具体的には、ソーラーパネルなどで発電、蓄電池で蓄え、
使用先をコントロールして、
省エネを目指すといった仕組みを指します。

スマートハウスに活用されている技術の中でも
特に注目したいのは、HEMSです。

HEMSとは、Home Energy Management System の略で、

住宅内の機器や家電をネットワーク化、
電気やガスといったエネルギーの使用量を
モニター画面で見える化し、自動制御を行い最適化します。


外出先から、スマートフォンで
エネルギーの使用状況を確認し、
エアコンや洗濯機を遠隔操作することも可能となり、
節電の強い味方となります。


政府は、2030年までに全ての住まいに
HEMSを設置することを目指すとしています



まとめとなりますが、
「スマートハウス」が(省エネ・節約)に重きを置いているのに対し、


「スマートホーム」は(利便性)に重きを置いているのが特徴でした。


その為、どちらが良いとかではなく、
まったく性質の違う住宅というのがお分かりいただけると思います。

さらには、将来的には
「スマートハウス」と「スマートホーム」は、
共存も出来るということです。


より便利に、より快適に生活するために、
「スマートハウス」や「スマートホーム」という選択肢があると
知っていただけたと思います。


今後の家づくりにお役立ちいただけましたでしょうか。


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